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2026.06.29 KK-KAWAI NEWS
7000万円の住宅ローンを組む前に。材木屋の私が「新築の優先順位を落とす」と決めた理由

こんにちは!
いつも材木屋カワイのオフィシャルブログをご覧いただきありがとうございます。


工務店様、そしてその先で家を建てるお施主様。
私たちカワイにとって、どちらも本当に大切で、なくてはならない存在です。

だからこそ今、私は現在の「住宅価格の高騰」に対して、強い危機感と、ある一つの決意を抱いています。

今回は、これからの時代における「家づくり」と「子どもたちの未来」について、私の本音をお話しさせてください。

収入に対する「住居費」の割合が高すぎる異常さ
今、家を建てようとすると、信じられないほどの金額になります。「7000万円借りないと、普通の家すら建たない」というケースも決して珍しくありません。それに伴って住宅ローンの返済期間は長期化し、月々の負担も跳ね上がっています。

食費が家計に占める割合を「エンゲル係数」と言いますが、今の時代、収入に対する「住宅費用(住居費)」の割合があまりにも高すぎないでしょうか。
これまでは月々の収入の20%程度に収まっていた住居費が、気づけば40%近くを占めてしまうような状況が生まれています。

ここで私が本当に心配しているのは、「子どもたちの未来にかけるお金が、削られてしまうのではないか」ということです。

世間ではよく「残クレ(残価設定クレジット)で高級ミニバンのアルファードを買ったものの、月々の支払いに追われ、子どもたちの教育や経験にお金をかけられなくなっている」という問題(残クレアルファード問題)が耳に入ります。
これと同じことが、今、「家づくり」の世界でも起きようとしている気がしてならないのです。

「自分の代だけ良ければいい」で終わらせない資産形成
日本の経済が右肩上がりだった時代なら、お金を使えば使うほど豊かになれました。しかし今は違います。

「自分たちの代で高いローンを払って家を建てたから、子どもの代のことは子どもたち自身でやってね」
それも一つの考え方かもしれません。しかし、私は材木屋として、この地域に生きる人間として、それではいけないと思うのです。

自分の頑張りが、地域において、子どもや孫、ひ孫の代の資産となり、豊かさとなって繋がっていく。これからの時代は、そうした「世代を超えた資産形成」をベースに家を考えるべきではないでしょうか。

そもそも、7000万円もの高額なローンを払いきった後、その家を適切にメンテナンスし続ける余裕は残っているでしょうか。家はメンテナンスをし続けなければ、あっという間に価値がなくなってしまいます。

だからこそ、私たちは材木屋として、一つの決断をしました。
「ただ無理をして新築を売ることの優先順位を、あえて落としていこう」ということです。

私たちが本当に貢献したいのは、目先の棟数を増やすことではなく、住む人が無理なく、安心して長く暮らせる「強いまちづくり」なのです。

次の世代に「やれるべきことはやったな!」と言えるように
私のような第二次ベビーブーム世代(団塊ジュニア世代)の多くは、若い頃に就職氷河期を経験し、厳しい時代を生き抜いてきました。そんな私たちが人生の後半を迎え、次の世代へバトンを渡すとき、「やれるべきことはやったな!」と胸を張って言えるような仕事をしたい。その想いが私の根底にあります。

もし今、7000万円以上の借入をして家を建てようと考えている方がいるなら、どうか一度立ち止まって、この先のご自身の人生や、ご家族の未来をじっくりと考えてみてほしいのです。

無理な選択をしてほしくない。ただそれだけです。

カワイでは、第二・第四土曜日に開催している「ThinkFM」や、私たちの活動を知っていただく「材木屋ツアーズ」などの場を設けています。

「どうすれば本当に豊かな暮らしができるのか」
答えを押し付けるのではなく、お互いの思考を共有し、一緒に未来を考えるための場所です。悩んだときは、ぜひ気軽に私たちのところへ相談に来てください。お待ちしています!

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