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2026.10.14 KK-KAWAI NEWS
勘に頼らない経営と基幹システム〜数値化から始める会社のアップデート

こんにちは!
いつも材木屋カワイのオフィシャルブログをご覧いただきありがとうございます。

物価高騰が続く中、建築業界においても資材価格の値上がりが大きな課題となっています。お客様への影響をできる限り少なくしつつ、当社の経営も健全に保っていく。そのために私たちが今、社内でどのように動き、どんな改革を進めているのかについてお話ししたいと思います。

単なる管理ツールではない、データを活かす基幹システム
当社では以前から、売上、見積もり、請求といった日々の業務を管理するために基幹システムを導入しています。しかし、単にデータを蓄積・管理するだけでは意味がありません。

現在私たちは、その基幹システムから日々の活動データを引き出し、徹底的な分析を行っています。
たとえば、お客様である工務店様や大工さんが進める家づくりにおいて、私たちが提案していきたい理想の家づくりが実際に進んでいるかどうか。これは、販売品目の内訳を見ることで明確にわかるようになっています。

「値上げをしなければ経営が成り立たない」という状況の中、ただ値上げに頼るのではなく、値上げをしなくてもしっかりと利益を残せる体制をつくること。そのための分析と改善を、システム上の数値をもとに日々重ねています。

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値上げ一辺倒にならないための「バランス」と効率化
利益を上げるためのアプローチは、単純な値上げだけではありません。私たちが大切にしているのは「バランス」です。

例えば、仕入業者様との交渉を通じた合理的な単価の見直しです。「毎日小分けして買う」のではなく、「まとめて発注する(例えば100枚を10日間に分けるのではなく、一度に1000枚発注する)」といった提案を行うことで、仕入れの最適化を図っています。
また、社内の負荷を軽減するためにトラックの運行台数を見直すなど、業務の効率化を徹底しています。全体の適正価格を出す際も、これまでの「勘や経験」だけに頼るのではなく、数値に裏付けされたデータをもとに判断しています。

こうした効率化や利益確保の先にあるのは、会社の成長とスタッフの還元です。
「スタッフも会社も頑張り、スタッフの給料のベースアップを受け入れる。そのための責任を一人ひとりがしっかり取れるなら、それこそが目指すべき姿だ」――私たちはそんな姿勢で組織運営に向き合っています。

 

私たちが「人間」を介在させる意味
世の中には、旅行比較アプリやファストファッションのように、安さや利便性を追求するあまり人間がほとんど介在しない仕組みが数多く存在します。

しかし、材木や建築資材を取り扱う私たちの仕事は、「安ければいい」というわけにはいきません。現場の状況、お客様の細かい要望、職人さんたちとの信頼関係――そうしたものが複雑に絡み合うからこそ、そこに「人間」が介在し、知恵を絞る意味があります。システムやデータはあくまで「より良い判断をするための道具」であり、それをどう活かすかは私たち人間の仕事です。

 

変革には時間がかかる。だからこそ今、動き続ける
当社は何年も前から社内改革を続けてきました。
自分たちの行動を数値化し、「なんとなく売上が上がった・下がった」ではなく、売上の内容が具体的にわかるようにする。

 

最終的に変わるものは何か。
「考える」→「行動を変える」→「環境が変わる」→「売上の構成が変わる」→「残るお金が変わる」

この一連の変化を起こすには、どうしても時間がかかります。一朝一夕にはいきません。だからこそ、私たちは歩みを止めることなく、数値に裏付けられた確かな経営と現場の効率化を続けていきます。

これからも、地域の工務店様や職人の皆様の良きパートナーとして、共に持続可能な家づくりを支えてまいります。

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