奮闘記
住宅金物 ホールダウン
今日は小松にあるイケヤ工業さんにホールダウン金物について
教えていただきました。
足元にホールダウンがついたら、柱頭にも必要ですよね。
そこでこのような金物達が必要になります。
上 座金の中央より寄せて溶接してあります(変心座付きボルト)
2トン〜
中 丸い座金がついてます(丸座付きボルト)
2トンより下
下 両引きボルトで大きな座金(溶接なし)がついてます
4トン〜
と言った感じで使います。
通常は中央の丸座付きボルトが多く使われるのでしょうが
最近では上の様に2トン以上も必要です。
そこでこの商品の優れている所は、2トン以上になると座金が大きく
必要になります。座金が大きくなればなるほど、柱からの距離が
長くなってしまいます。(ボルトが曲がって入りにくくなります。)
だからこそ解決策としてボルトの溶接位置を寄せてあるのです。
狭い方がボルトの中心まで丸座付きボルトと同じぐらいの寸法です。
これでどこでも正確にホールダウンが取り付け出来るようですよ。
ちなみに、両ねじタイプは後入れでホールダウンをつけたい時に
便利な商品です。ちょっと難しいのが大きな座金がついていて
どうしてもボルト芯から柱面までの距離が長くて、ボルトを曲げて
施工しないといけない点ですね。
住宅用金物も日進月歩進化しています。
間違えのない使い方で安心の住宅を
作っていきたいですよね。
イケヤ工業さんありがとうございます。